シックハウス対策で快適住空間へ快適・健康・安心珪藻ストーンって何?・・・

県内の小中学校で「シックスクール症候群」

37校で児童ら体調不良を訴えていた

「シックハウス症候群」の学校版「シックスクール症候群」が全国的に問題となっている。校舎の建築、改築時に建材として使われる化学物質が原因で、児童や生徒が吐き気や頭痛などの体調不良を起こす現象。埼玉県内でもこのほど県教委が公立校を対象に実態調査を行ったところ、小中学校を中心に37校で子どもたちが症状を訴えていたという。

文部科学省は昨年2月、学校環境衛生の基準を改訂し、シックスクール症候群の原因となる物質を年1度定期検査するよう都道府県教委に行政指導をした。これを受け埼玉県は県教委健康教育課が同年6月から8月に県内の小中学校1552校に対しアンケートを実施したところ、「過去、工事後に体調不良を訴えた子どもはいるか」という問いに「いる」と答えたのは37校あったという。長期休み中に改築工事を行い、その後の換気期間が十分でない場合に症状を訴えるケースが多く報告された。

 

「シックスクール症候群」は建物だけでなくパソコンやいす、机など備品が新しく備え付けられた直後に発症する例もある。

また、独自に対策を実施し効果を上げている自治体もある。
玉川村では00、01年夏、小中学校をそれぞれ改築した。鉄筋コンクリートだった床を木製に変え、接着剤もホルムアルデヒドの放散量が最低の製品を使用した。小学校は約5700万円、中学校は約8800万円の改築費がかかったが「他の都市から転校してきた小学2年の児童の症状がぴたりと治まった例もあり、効果はてきめん」とか。 朝日新聞(抜粋) 平成16年6月17日

 

 

 


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